本の学校は2014年10月30日に「本の学校連続講座・第15回:『書店経営の実態』から読みとる 小売業としての書店」を開催。株式会社トーハン・コンサルティング取締役の阿見信子さんを講師にお招きし、40人近くの受講者にお集まりいただきました。
第一部は阿見さんより、同社が発行する『書店経営の実態』に基づきながら、経営管理に必要な経営数字や指標に関する解説を行っていただき、近年の出版小売産業の動向に関して過去の数字を比較分析いただきました。
第二部には、NPO本の学校理事であり、本講座を企画運営した丸善書店の草彅主税も加わり、書店現場の実態と照らし合わせながら、より具体的なデータの読み取り方等に関して議論と解説を行いました。
参加者の皆様からも「冊子を読んでいるだけではわからない細かい点まで解説してもらい勉強になった」「データと書店現場の双方を知ることが大事だとわかった」(アンケートより抜粋・要約)という声をいただきました。
【次回の連続講座】 「商店街を復活させる逆襲の書店経営」 講師: 宮川大輔(春光堂書店) 日時:2014年12月3日、 https://www.honnogakko.or.jp/archives/611