2023年1月16日、本の学校多目的ホールを会場に「知の地域づくり講演会:本屋は街のフューチャーセンター」と題して、ブックストア・ソリューション・ジャパン代表・安藤哲也さんにご講演をいただきました。
95年から始まった本の学校「大山緑陰シンポジウム」に触発されて、東京・千駄木の「往来堂書店」を立ち上げ、その後、父親の育児参加をすすめる「ファザーリングジャパン」代表として、全国に名をとどろかせている安藤哲也さん。この度、出版界にあらたなプロジェクトを立ち上げました。
申請中のNPOブックストア・ソリュ―ジョン・ジャパンのミッションは、全国各地の本屋がない自治体に、みんなで本屋を作ろうというものです。
彼が自らの数々の運動の原点だと言う本の学校で、画期的な第1歩の講演をいただきました。
町にガソリンスタンドがなくなったり、スーパーマーケットがなくなったら、暮らしが不便になったと住民が協同して復活させるように、町に本屋を作るため行政とも連携しながら支援していくという、パワフルな90分の安藤トークに、およそ60名の参加者は、大いに刺激を受けた様子でした。
本の学校の理念ともつながるこのプロジェクト、今後目が離せないものになりそうです。